たーぼの山日記

YouTubeやってます。「たーぼの山日記」山好な管理人が野宿に、渓流釣りに、たまに狩猟に行った記録です。

建てて、作って、獲って、食べる。【建てる編】

私は歩くのが好きだ。 電車やバスの様に乗り換えや行き先を気にしなくても良いし、車の様に行き先の駐車場を考える必要もない。 特に道具を必要としないし、自分次第ではどこまでも行ける。 費やす時間や苦労を厭わなければ、お金もかからない。 リュックに…

YouTubeのチャンネルが「オワコン化」する時

「たーぼの山日記。」 このブログのタイトルだ。 当ブログを知ってくださっている方は、何を今さらと思うだろう。 そして、全く同じ名前のYouTubeチャンネルを私は運営している。 山日記と言いながらも、ここ数年は山小屋での滞在風景を記録した動画ばかりを…

冬の小屋暮らしを振り返って(後編)

前の記事では久しぶりにこの小屋くらしについて書いたが、今回はその続きだ。 楽しい時間はあっという間に過ぎるという体験は誰にもあるだろう。 私はここに帰ってくる度にそれを感じている。10日以上の滞在も、吹きつける雪のように、あっという間に過ぎ去…

冬の小屋暮らしを振り返って(前編)

山小屋への帰還 山小屋のドアを開ける。 このドアは今年の夏に作った物だ。赤みがかったマホガニー色に塗装されたこのドアを取り付けた時の感想は、「これで熊が来ても壊れないドアになった」というなんだかズレたものだった。 夏の間は湿気を吸い少々窮屈そ…

私が廃材でボロ小屋を作る様になった理由

はじめに 故郷にある父の窯小屋を暮らす事ができる場所にしようと考えた時から決めていた。 何も参考にせずに思うままに、自由に作ろうと。 あまりこんな事を書いては自分語りのようで嫌なのだが、色々と思う事があったので記録のために書かせてほしい。 使…

1年間の山小屋開拓を終えて...

2021年7月最近の小屋。 今、このブログに読者が何人居るのか分からない。 月に数回はアクセスがあるようなので、まずは1年間放置してしまっていたことを謝りたい。 屋外(というか屋内....?)活動の場が小屋つくりがメインになってからは発表の場がyoutubeが…

山小屋生活。7月編

1人になれる場所が欲しい。 もしそれが森の中に建つ古い小屋だったら、都会に帰る理由はもはや無いだろう。 しばらく前、亡き父が遺した登り窯を解体してその小屋を生活出来る様に手を加えようと思いついた。 私が生まれて、幼少期から思春期まで過ごした故…

毛鉤は秘密の話にのって。

毛鉤が好きだ。 それまで全くの鳥や獣の羽や毛だった物が自分の手の中で今にも飛び立ちそうな虫達に姿を変える。あの工程が好きだ。 今シーズンからはテンカラを始めようと思っていた。 フライフィッシングはそれなりにしたし、山で野宿する時もそのパックロ…

父の登り窯を解体して山小屋を製作。

日暮。 カラカラカラ、と西からの風を受けて屋根に付いた小さな鯉のぼりの風車は回る。 骨の様な錆びた釘が浮き出ている痩せた小屋だ。 その役割を終えてから暫くの月日、ただ脇を流れる川の音と過ごして来た。 まだ役割があった時は年に数回、1000℃を超える…

MSS-20を念願の艶消し塗装に

↓今回はMSS-20をバラしてみます。 都内の銃砲店でMSS-20に一目惚れした時から思っていた事があります。 「この子は絶対に艶消しが似合う」 完全に狩猟用にと考えていたのでスタイル、性能は申し分ないと思いました。 しかし、しかし! このピカピカした光沢…

渓流魚は綺麗な毛鉤がお好き?

前、後ろ、前、後ろ。 僅かに空の低い所が明るくなり、水面が段々と白く、はっきり見えて来て、ただの暗闇の一部だったまわりの木々がその形を露わにしだすと、オレンジ色のラインがその隙間を縫う様に行き来する。 前後にたっぷりと振られてエネルギーを蓄…

ミロクMSS-20用の革製スリング

前日ついに許可が降りて我が屋にやってきたミロクMSS-20。 銃砲店で初めて触ってから毎晩夢を見ました。 (とは言っても申請から1週間で所持許可がおりました。生活安全課の担当者さん、いつも丁寧な仕事ありがとうございます。) 見つめてウットリ、ボルト…

Trangiaのメスティンを使った美味しい炊き込みご飯の作り方

私は山に持っていく道具を家で使う事が大好きです。 道具その物が好きっていう事もありますし、アウトドア道具って家で使う道具とはまた少し違く作られているのでそのちょっと違った部分が妙に使い勝手が良かったりします。 中でもTrangia製のメスティン。 h…

ミロクMSS-20を新たに購入しようかと思った話

去年末にはれて猟銃所持の許可書を交付され、ミロク5000spのオーナーとなった私ですが、ここ最近ずっと頭の中を巡っていた思いがあります。 「ボルトアクション、欲しいなぁ」 年末年始の忙しさにかまけてまだ射場に行ってすらない分際で、です。 しかし、1…

アウトドアで役に立つナイフと役に立たない?ナイフ

自然の中に出かけて行く時に必ず持って行く道具は誰でもいくつかあると思います。 ナイフもその中の1つだという人は多いと思います。 私も山へ出かける時にはいくつか種類を持って行きます。 ここでは私が持っているナイフのうち、よく使うものからあまり使…

憧れのイグルー宿泊編

苦労の末に完全した憧れの巨大かまくら、イグルー。 完成した日の夜中に車に忘れ物を取りに行くと。。。。 まさかの雨。 この時期に雨?訳が分からなくなりかまくらの事ばかりが気になります。 そしてその非常な雨は朝になっても我がかまくらを濡らし続けて…

憧れのイグルー製作編

雪国への憧れって色々あります。 「大っきいかまくら作ってその中で寝てみたい!」 私は子供の頃からそう思っていました。 何度かチャレンジしましたが、せいぜい2人も入ればやっと、といったサイズのものしか作ることが出来ませんでした。 大人になった今…

雪の里山を歩いて山中の凍った湖へ

年末に帰省したら結構雪が積もったので近所の里山を散歩して来ました。 私の車はFFなので坂道の下に駐車して林道の入り口まで歩いて行きました。 風が無いと全く無音の世界。 もしかしたら動物の足跡が見つかるかもしれません。この辺りは禁猟区ではないので…

CRF250Lを山仕様に。

山日記をうたうブログの割に猟銃の事しか書いていないのでたまには山の事を書きたいと思います。 山に遊びに行く時に私はバイクに乗って行く事が多いです。 かつて若気の至りで大型バイクの免許を取りました。 その後結局バイクに乗る事は無く過ごしていまし…

ついに猟銃所持の許可がおりた!

昨日の午前中に044-からの番号から着信がありました。 番号を見てすぐに警察署からの電話だと分かりました。電話にでるとやはり生活安全課の担当者の方からで 「猟銃所持の許可がおりたので許可証を受け取りに来てください」 とのこと。 。。。。ずいぶんあ…

初心者講習を合格するために

先日猟銃所持のために必要な手順の記事を書いていて面白い物を見つけました。 まず最初の関門である初心者講習の筆記試験ですが、私が受けた際には合格率は6割程度でした。 貴重な平日まるまる1日と6000円以上のお金をかけたのですから是非とも合格したいで…

家のまわりを開拓しよう

猟銃に関するブログを始めたので猟をやりたいと思い始めた頃に考えた事を書いてみたいと思います。 男の子なので元々人並みにテッポウ遊びは好きでソフトエアガンで遊んだりしていました。 狩猟にも漠然と憧れを持っており、散弾銃を持って山の中を歩いてキ…

猟銃を所持するための手順 その3

『教習射撃へ。』 教習射撃の申請から15日ほどで携帯に電話が入りました。 いよいよ実弾による教習射撃の許可がおりたのです。 許可証を受け取りに行く時に今度は教習射撃て使う弾薬を買う許可をとらなければなりません。しかしこれは簡単で2700円の証紙を渡…

銃砲店に行ってみよう

今までは猟銃の所持に向けて警察署でのやり取りを中心に記事を書いて来ました。 1番大変だった教習射撃の申請が通る頃にはなんとなくどんな銃を持ちたいか考えているばずです。 今回は銃砲店で私が実際に考えた事を書いていきたいと思います。 『まず、何が…

猟銃を所持するための手順 その2

その1では初心者講習会の申し込みまで書きました。 ここでは講習会当日から書いていこうと思います。 『講習会当日』 この初心者講習会は1日かかります。 午前は狩猟の心得などのお話のあとに試験対策で教科書を読みながらの授業があります。 しかしここで覚…

猟銃を所持するための手順 その1

猟銃を持ちたい人は結構いると思います。 所持までの流れは調べればすぐに出てきますが、見慣れない単語が複雑に並び所持の意欲が失せてしまう。。。 なので興味がある人のために所持までの段階を 簡単に記したいと思います。 これは地域や管轄する警察署に…

ブログ開設にあたって

この度はたーぼの山日記にアクセスしていただきありがとうございます。 これから私の山での体験を記事にしていきたいと思います。 とりあえずは狩猟に向けての猟銃所持までのプロセスなどを書ければと思います。 素敵なブログになるように頑張ります。 よろ…