猟銃を所持するための手順 その3
『教習射撃へ。』
教習射撃の申請から15日ほどで携帯に電話が入りました。
いよいよ実弾による教習射撃の許可がおりたのです。
許可証を受け取りに行く時に今度は教習射撃て使う弾薬を買う許可をとらなければなりません。しかしこれは簡単で2700円の証紙を渡し、どこの射場で教習射撃を行うか、など簡単な質問を受け答えします。そして数日で弾の許可証も発行されました。
いよいよ教習射撃です。
私は銃を買う予定の銃砲店のご主人に教習射撃をしていてもらったので当日の朝に店に着いたあと教科書を見ながら射撃時の姿勢やスキートのルールなどを教えてもらいました。
その後私の車で射場へ行き受付で書類に記入して教習射撃が始まりました。
まず驚いたのが銃声、音が凄まじく用意した耳栓が心底不安に感じました。
トラップ場を過ぎてスキート場に来ると平日ともあってガラガラ。常連さん数人しかいません。トラップの方は結構いたんですけどね。
スキートでは自分の位置をかえながら左右に飛ぶ標的を撃ちます。丁寧にレクチャーを受けて第1発、勢いよく飛び出たクレーを捕らえ引き金を引きます。ズドーン、という音がして全く手応えがないまま無傷のクレーを見送ります。
銃を折るとカポンっと小気味良い音と共に空薬莢が排出されます。
その後も何度か撃ちますが全く当たらず肩が疲れるばかり、やっと少し慣れて姿勢が安定してくるとわずかに弾が標的を捕らえ始めました。
練習が終わり本番、借してもらった射撃ベストのポケットに25発の弾を入れます。
結果は10発命中。まあまあの結果ではないでしょうか。この日の空薬莢は記念に少し拾って持ち帰りました。狩猟が目的でしたが、すでに射撃の楽しみも感じながら早く自分の銃を持ちたいと思い銃砲店に戻ります。
銃砲店に戻ると銃購入の申請書類を用意してもらいました。
またこの日ガンロッカーと弾倉ロッカーも買ったのでこれを車に積んで帰りました。
『さあ、最後の申請に』
今まで何度も警察署の生活安全課に足を運びました。
ここまで来ればもうゴールは目の前、いよいよ猟銃購入の申請になります。
県の証紙10500円
教習射撃の修了証
家の間取り図
ガンロッカー、弾倉ロッカーの写真
免許証サイズの写真2枚
を持って生活安全課に向かいます。受領書など貰い手続きを終えたらガンロッカーの立ち合い検査の日程を決めます。私はなるべく早く済ませたかったので2日後の朝に来てもらいました。
立ち合い検査日当日は2名の警察官の方がいらっしゃってロッカーの固定状況やロッカーがちゃんとカムフラージュされているかを確認して行かれました。(と言ってもガンロッカーはタオルをかけただけでしたが。。。。)
ちなみに賃貸などで壁に穴を開けて固定するのが難しい場合は中に重りを入れる方法もあるみたいですよ。
いよいよここまで来れば銃も決まり、後は銃の所持の許可証の発行を待つのみです。
次回はいよいよ許可証の受け取りと銃の購入です。