雪の里山を歩いて山中の凍った湖へ
年末に帰省したら結構雪が積もったので近所の里山を散歩して来ました。
私の車はFFなので坂道の下に駐車して林道の入り口まで歩いて行きました。
風が無いと全く無音の世界。
もしかしたら動物の足跡が見つかるかもしれません。この辺りは禁猟区ではないので来シーズンの猟の下見も兼ねれると良いなぁ、と密かに期待しながら歩きます。
たった一晩でかなり積もったのでしばしば頭の上の枝から積もった雪がドサッと落ちて来ます。なので寒くなくてもフードは被っていた方が良いですね。あてもなく歩くのも楽しいですが夏に見に行った沼を目的地にしました。
林道の入り口から50分ほどの道のりです。
せいぜい膝上くらいの積雪だったのでワカンも必要なく快適に歩けました。
もっと積もっていたらスノーシューなどあった方がいいかもしれませんね。
クロスカントリースキーで猟とかどうなんだろう?など色々考えながら沼を目指します。
到着しました。ガマ沼と言う名前ですが湖といった感じの場所ですね。
完全に凍っているようです。上を歩いてみるのも楽しそうですが、まあやめておきましょう。
ここで紅茶でも飲もうと思っていたのですが風も出てきて結構寒かったので山を降りる事にしました。
しばらく歩いていると完全な吹雪に。
来た時に付けた足跡もすごい勢いで消えていきます。
慣れている山なので迷うことはまず無いはずですが、風をよけれる場所を見つけて少し休憩して行く事にしました。
木の枝にタープを張って屋根にしますがピンと張ってしまうと細かい雪が吹き込んで来てあっという間に荷物が雪まみれになります。
なのでタープは低めに、そして弛ませて張ります。
その中心にポールやらを立てて入り込むスペースを確保します。
風をよけられる場所でなければ風上側のロープを地面に埋める方が良いかもしれません。
水は周りにいくらでもあるので自分が踏んでしまった場所を避けて新雪をケトルですくいます。
タープの中のスペースはかなり狭いので固形燃料に火をつけると空間はすぐに温まります。
熱々の紅茶を飲みながらしばらく自然の造形に見惚れます。
冷めない程度のスピードで飲み終えるまで暫く贅沢な時間を過ごしました。
足跡、見なかったなぁ。。。
たくさん下見をしてもっと目を養わないといけませんね。