憧れのイグルー製作編
雪国への憧れって色々あります。
「大っきいかまくら作ってその中で寝てみたい!」
私は子供の頃からそう思っていました。
何度かチャレンジしましたが、せいぜい2人も入ればやっと、といったサイズのものしか作ることが出来ませんでした。
大人になった今、全力で子供の頃の夢を叶えてみようと思ったわけです。
思い立ったらすぐ行動するのですが何をするにもなんとなく始めてしまうのでいつも行き当たりばったりになってしまいます。
今回もその典型になってしまいましたが、とにかくしっかりとしたかまくらならばイグルーだろうと思い雪のブロックを積み重ねて作ることにしました。
タイトル詐欺になりますが、これはイグルーではありません、あくまでイグルー的な物です。
ざっくりと大きさを決めてブロックを並べていきます。
ブロック作りに使ったのはスコップとゴミ出しのカゴ。このカゴに雪を詰めてひっくり返して雪のブロックを取り出すのですが、問題は雪質。
降ったばかりのパウダースノーだと雪が固まらずブロックがすぐに崩れてしまいます。古くなって少し湿った雪が適している様なのでその雪の層を探しながら詰めて行きます。
良い状態の雪の層を見つけられると一気に作業が捗ります。
まさに鉱脈を探す様に固まりやすい雪を探して掘っていきます。
4段目に取り掛かるとかなりそれっぽくなって来てテンションが上がります。1段で22個のブロックを使いましたのでこの時点で70個ほどでしょうか。
固まりにくい雪を使ってしまうとカゴから出した途端に割れてしまう事が何度も起きてしまい効率が下がります。
とにかく雪質が全てでした。
5段目、ここで入り口用の板を取り付けました。暗くなってきたので1日目の作業は終了。
2日目、やる作業自体は同じですがバランスを取るのが難しくなってきます。また、ブロックを持ち上げる高さが上がってきて腰にダメージが。。。
そろそろ屋根をどうするか考えなければいけません。
日が出てしばらくして雪の温度が上がった方がブロックが固まりやすいので作業出来る時間があまり取れないので1日中やれるわけではありません。
8段目、そろそろ屋根を付けても良いでしょう。
色々考えた結果壁に梁を渡して木を骨組みにしてそこに雪を付けていくことにしました。
これが
こんな感じに。
色々と粗さはありますが、初めてにしてはかなり良い感じで出来たのではないでしょうか?
広さもじゅうぶん。
立つことも可能なので圧迫感はありません。
夏だと暗くてあまり使わないキャンドルタイプのランタンでも。。。
すごい!かなり明るい!
壁も天井も明かりを反射してじゅうぶんに明るいです。
炎の揺らめきが良い感じです。
ここで新年を迎える事にしました。
というわけで宿泊編に続きます。